日水電気化学工業株式会社 | 鹿児島 金属製品・部材への電気めっきなどの各種表面処理。小ロット・多品種に対応。

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製品紹介

Product Introduction

取扱い製品について

弊社にて取り扱い中の製品をご紹介しております。
精度1μm~、小ロット・多品種など、お客様のニーズにお応えいたします。
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電気めっき

亜鉛めっき

めっきの中で最も一般的で、自動車部品、建築資材、ボルト・ナット等幅広く使用されている鉄素材上のめっきです。
亜鉛そのままでは耐食性がないため、通常は下記のクロメート皮膜により耐食性を向上させます。

三価ユニクロ(クロメート白) 三価ユニクロ(クロメート白)[ JIS表記例 Ep-Fe/Zn5/CM1 ]

シルバーで青味のある干渉色が特徴です。

三価クロメート 三価クロメート[ JIS表記例 Ep-Fe/Zn5/CM2 ]

黄色にピンク系の干渉色が特徴です。ユニクロよりも耐食性があります。

三価黒クロメート[ JIS表記例 Ep-Fe/Zn5/CM3 ]

名前のとおり黒色の被膜です。耐食性はクロメートよりも優れています。

六価ユニクロ、六価クロメート、六価黒クロメート

薬品に六価クロムを使用し、被膜中にも含有するためRoHS等の規制で制限のある処理です。
その反面、傷等による被膜の損傷を自己修復するという特徴から耐食性に優れ、当社では現在でも受注の多い表面処理です。

ニッケルめっき

ニッケルめっき

[ JIS表記例 Ep-Fe/Ni5b ]

ニッケルめっきは、導電性が良く耐食性にも優れており、電気・電子部品、製造機器部品等に使用されます。
また、クロムめっき、金めっき等の下地めっきとしても使用されます。
鉄、銅、真鍮素材上にめっきできます。

クロムめっき

クロムめっき

[ JIS表記例 Ep-Fe/Ni5b,Cr0.1 ]

クロムめっきは、防錆力に優れ耐摩耗性も高いことから、外装部品に使用されます。
また、素材を研磨することで光沢のあるめっきに仕上げることもできます。
鉄、銅、真鍮素材上にめっきできます。

硬質クロムめっき

硬質クロムめっき

[ JIS表記例 Ep-Fe/ICr ]

非常に硬い被膜で、刃物、シャフト、レール等耐摩耗性の必要な部品に使用されます。
鉄、銅、真鍮、ステンレス素材上にめっきできます。

黒クロムめっき

黒クロムめっき

半艶消しの黒色被膜です。2~3μmの薄膜ですが耐食性、耐熱性に優れ、又その色合いから光学部品等反射防止の製品にも使用されます。
鉄、銅、真鍮、ステンレス素材上にめっきできます。

すずめっき

すずめっき

[ JIS表記例 Ep-Cu/Sn5 ]

銀白色のめっきで、はんだ付け性、導電性に優れ、電気・電子部品に使用されます。
また、他の金属に比べ毒性が低いことから、食品関連にも使用されます。
鉄、銅、真鍮素材上にめっきできます。

化学めっき

化学めっきは、製品に通電することなく、めっき液と製品の化学反応によりめっきする方法です。製品の細部まで均一のめっきが出来ることが特徴です。
当社では次の2種類のめっきが可能です。

無電解ニッケル-リンめっき

無電解ニッケル - リンめっき

[ JIS表記例 ELp-Fe/Ni-P5 ]

ニッケルとリンの合金めっきです。耐食性、潤滑性、耐摩耗性に優れ、膜厚のコントロールのし易さから、幅広い分野で使用されています。
鉄、銅、真鍮、ステンレス(小物)、アルミ素材上にめっきできます。

無電解ニッケル - ボロンめっき

[ JIS表記例 ELp-Fe/Ni-P5 ]

ニッケルとボロン(ほう素)の合金めっきです。被膜硬度が高く、硬質クロムに近い硬度があります。
また、はんだ付け性が良く、電気・電子部品、自動車部品等に使用されます。
小物製品に限られますが、鉄、ステンレス、ニッケル合金素材上にめっきできます。

アルマイト

アルマイトは、アルミニウム素地面に電気化学的手法により人工的に酸化被膜を生成させる表面処理で、別名「陽極酸化被膜」とも言われます。
耐食性、耐摩耗性がありまた電気的に不導体被膜となります。

白アルマイト

白アルマイト

アルマイト素材そのままの色合いです。被膜厚は5~10μm程度です。

黒アルマイト

黒アルマイト

酸化被膜の状態が多孔質であることから、黒色染料を吸着させることで黒色の被膜となります。
白アルマイトよりも耐食性が良く、光学部品等にも使用されます。
被膜厚は10~15μm程度です。

硬質アルマイト(準硬質アルマイト)

通常のアルマイトに比べ被膜厚が15~20μmのアルマイトです。
ただし、JIS規格の硬質アルマイトとは被膜密度が違うため規格の硬度は得られません。
当社では準硬質アルマイトとしています。

カラーアルマイト

カラーアルマイト

染料を変えることで様々な色のアルマイトにできます。
当社では通常、赤、青、緑、金の色が可能です。
その他の色に関しましては別途ご相談ください。

艶消しアルマイト

前処理で薬品処理することで、艶消しのアルマイトに仕上げられます。
素材の番手によっては艶の消えないものやムラになる物があります。
ショットブラストすることで艶消しとすることも可能です。

その他

黒染

黒染

鉄素材表面に、黒色の酸化被膜を生成させる化成処理で、防錆を目的とします。
ただし、めっき程耐食性はなく油による保護が必要です。
別名「四三酸化鉄被膜」とも言います。

電解研磨(ステンレス)

電解研磨(ステンレス)

ステンレスを薬液中で電解することで表面をとかし光沢を出す処理です。
ステンレスのオーステナイト(30系)の材料で対応可能です。
溶かすということで製品の細かいバリを除去することにも利用されます。

化学研磨(アルミ)

アルミニウムを高温の薬液中で溶かして光沢を出す処理です。

ショットブラスト

鉄粉又はアルミナのショットブラストが可能です。手作業ですので多少複雑な形状でも対応できますが、重量物は不可となります。
製品の艶消し、錆取り、バリ取りなどに利用します。

バフ研磨

製品の光沢、すべり性を出すことに利用します。手作業ですので重量物は不可となります。

金・銀・ロジウムめっき

当社の協力工場にて対応可能です。

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